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観光ブックにはない、コアな体験を求める方々へ
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今回はバリ島では有名!
バリアンさん(ヒーラー・霊能者)との対談体験をご紹介いたします。
バリ島のバリアンさんとは?

バリ島にはバリアンさんと呼ばれる霊能者・シャーマン的な人たちがいます。
バリ・ヒンドゥー教に根ざした霊的な知識や力を持つ人で、
- 病気や心の不調を治したり
- 未来や運命を見たり
- 悪霊・邪気を祓ったり
- 人生の選択に助言したり
と、現地の人々の暮らしや精神に深く関わる存在なのです。
面白いことに、バリアンさんには種類がありそれぞれ能力やタイプが異なるということ。
- 神や祖霊とつながり、
トランス状態でその人たちの思いを伝えることができる人 - ブラック魔術やネガティブエネルギーを浄化する人
- 占いや運命を見ることのできる人
- 薬草や自然療法の知識を持っている人
- その複合タイプ
などなど。
本当にすごい!!
バリのローカル人にとっては、医者に行く前にまずバリアンさんへ行く!
という文化的背景もあり、かなり信頼度は高い。
主にバリ島に住んでいるローカルな人が出会える存在なのですが、
観光客の占いやエネルギー浄化を行っている方もいます。
ただ、こういった観光客相手の場合は「なんちゃって」も多く、実際は力がないのにそれっぽくやっている人も多い・・・。
今回はバリに住んでいる現地の人が実際案内してくれた、本当に力があるバリアンさんの体験レビューです。
気になる方はぜひ読み進めてみてくださいね!
お供え物と少しのお布施

バリアンさんのところに行くときは“正装”をします。
沐浴の時と同じく、霊的な儀式なので、敬意ある服装(サロンと帯着用)で参加するのがマナー。
また行く直前には、シャワーを浴びから出発します。
おそらく身を清めてから行くというのも通例。
そして、お供え物チャナン(Canang)も持っていきます。
ローカルのガイドさんが一緒の場合は、用意してくれるか、一緒に途中で買いに寄ってくれます。
そして、お布施として気持ち程度のお金もお供え物の上に乗せます。
ただ行って話を聞く、というだけでなく、
ちゃんとステップを踏んで儀式的に行うのが常。
真剣にスピリチュアルな力を求めている人にとってはとても学びになります。
実際の対談

バリアンさん宅に到着し、挨拶から。
バリアンさんは髪の毛がとても長く、おおらかな空気をまとう方でした。
家寺の中に案内していただき、手を合わせます。
ちなみに、バリ・ヒンドゥー教の家では、一家に一つ、自分たちの祖先を祀るための“お寺”があります。
バリ人にとってとても神聖で重要な役目を果たしているようです。
日本でいう神棚やお仏壇的な感じでしょうか?
バリアンさんのお家にも、祈るためのスペースがしっかりとありました。
お線香をあげて、神様に挨拶。
祈りの作法はローカルのガイドさんが導いてくれます。
そして、聞きたいことをなんでも聞いてよいとのことで自分の関心のあるテーマを聞くことに。
私は以下を聞いてみました。
- 向いている職業
- 住んでいる場所はいいか
- 結婚時期
テーマは自分の気になることでOK!
バリアンさんは祈りのマントラを上げて、鑑定してくれます。
それぞれの質問に哲学的な話も交え返答してくれました。
驚いたのは、住んでいる場所について。
今いる場所は気があまりよくない
だからそこにいいエネルギーをここから送る
というもの。
物理的に離れていても、どうやらパワーを送ることが可能なようです。
バリアンさんの持つ力恐るべし!
また、私の背後には何かがついているということも言っていました。
女神のようなものが見えるとのこと。
(幽霊じゃなくてよかったです。(笑))
一体どんなものが見えているのか気になります…!
水でつながり、水で清める

色々お話していただいた最後に、水で身を清めてもらいました。
つまり、聖水(トィルタ/Tirta)をかけてもらう行為です。
神聖な水「ティルタ(聖水)」を通じて、祝福と清め、守護を受け取るという意味があります。
この聖水の儀式もステップがあります。
- 頭に水をかける
- 手で受けて飲む(3回)
→内側に神聖なエネルギーを取り込むため - 顔(額)に塗る
- 米粒を額や首につける
→祈りが届き、神聖な「しるし」として持ち帰る。
これらを終え、本当にすがすがしい気持ちになりました。
お話もとても満足できるもので、素敵な時間でした。
まとめ
バリ島の本物のシャーマン、バリアンさん訪問の体験レビューでした。
行く前は少し緊張しましたが、
ローカルのガイドさんにしっかり案内していただき充実した時間でした。
観光とはちょっと違う、ローカルな体験、
スピリチュアルな時間を過ごしたい方に絶対的におススメです!